家電業界期待の 『3Dテレビ』 への消費者の反応は!?
「購入予定なし」が約7割、購入しない理由トップは「メガネ装着のわずらわしさ」 次いで「価格の高さ」
~消費者の購入意欲を高めるには3D対応コンテンツの整備が急務~
株式会社カカクコムが運営する購買支援サイト「価格.com(http://kakaku.com/)」が実施したユーザーへの意識調査「価格.comリサーチ」より、第42回調査『3Dテレビについてのアンケート―あなたは買う?買わない?―』から、結果を一部抜粋の上、ご案内します。
「3D元年」と呼ばれる今年、3D映画が話題をさらい、各電機メーカーも相次いで製品を発売するなど、3D対応テレビに大きな注目が集まる中、購入意向や鑑賞したいコンテンツなどについて、価格.comユーザーへアンケート調査をおこないました。
調査結果詳細:http://kakaku.com/research/report/042/
【調査パネル】
調査エリア:全国
調査対象:価格.comID 登録ユーザー
調査方法:価格.comサイトでのWebアンケート調査
回答者数:8,957人
男女比率:男87.0%:女13.0%
調査期間:2010年6月10日~2010年6月16日
調査実施機関:株式会社カカクコム
※四捨五入による端数処理のため、合計が100%にならないことがあります。
【調査結果ダイジェスト】
■3D対応テレビの購入意向:7割は「購入予定なし」、3D機能へのニーズはまだ低い結果に
■3D映画の鑑賞経験:購入検討者の約半数は経験あり、購買意欲にある程度影響与える
■今後のテレビ購入予定:「1年以内に購入を予定」55.8%
■テレビ購入時の3D機能の重要度:「3D対応を重視する」25.6%、半数以上は、必須機能ではないと認識
■鑑賞したいコンテンツ:1位「映画」92.1%、2位「スポーツ」68.7% サッカーワールドカップの影響も大
■購入しない理由:1位「メガネ装着がわずらわしい」(67.9%) 2位「価格が高い」(57.0%)
コンテンツの少なさにも不満、付加価値感じられず?
■3D非対応テレビとの価格差がどれくらいなら3Dテレビを買うか:
1位「1万~3万円未満」(36.3%)、次いで「5千~1万円未満」(19.6%)
今回の調査では、約7割が3D対応テレビを「購入予定なし」と答えており、家電業界の期待とは裏腹に、消費者の3D機能へのニーズはまだ低いことが分かります。
購入しない理由を聞いた結果からも3D対応テレビの持つ課題が見て取れますが、今後1年以内にテレビを新たに購入する予定のある人も半数以上いることから消費マインドは決して低くなく、映画やスポーツを中心に3Dコンテンツへの要望も強いため、3D対応テレビの普及には、今後のコンテンツ整備が急務であることが分かる結果となりました。詳細はPDF資料をご参照ください。
また、価格.com上でも詳細結果をご確認いただけます。
http://kakaku.com/research/report/042/
リサーチ結果のバックナンバーはこちら
http://kakaku.com/research/backnumber.html