株式会社カカクコム

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カカクコム、シンガポールの飲食店向けソリューションサービス「TabSquare」に戦略出資
アジアへの事業展開における戦略出資第3弾

株式会社カカクコム(本社:東京都渋谷区 代表取締役社長:畑 彰之介)は、シンガポールでレストラン向けセルフオーダーシステムを展開するTabSquare Pte. Ltd.(本社:シンガポール 共同代表者:Anshul Gupta、Chirag Tejuja、Sankaran Sreeraman、以下TabSquare)への戦略出資をこのたび実施し、カカクコムの持分法適用会社としました。カカクコムは海外展開の一環として、ASEAN地域への戦略出資を続けており、TabSquareへの出資は3社目となります。

TabSquareについて
レストラン向けにセルフオーダーシステムなどのソリューションサービスを提供することで、飲食店・生活者双方の課題を解決するスタートアップ企業です。
ASEAN地域にはシンガポールをはじめ外食比率の高い国が多い一方、各国の飲食業界において高い人件費が大きな経営課題となっています。加えて、外国籍人口や観光客が多いことからレストランでは多言語対応が求められるなど現場のオペレーション負担は増大傾向にあります。また生活者にとっても、レストランでの待ち時間の長さや言語対応の面などが課題となっていることを受け、2012年に創業しました。以降、シンガポールで順調に事業拡大し続けていることから、今後はASEAN地域への展開を行うとともに、蓄積データを活用してレストラン・消費者双方に向けてサービスを強化していきます。

【TabSquare概要】
会社名:TabSquare Pte. Ltd.
本社所在地:シンガポール
設立年月:2012年5月
共同代表者:Anshul Gupta、Chirag Tejuja、Sankaran Sreeraman
事業内容:レストラン向け店内サービスソリューションシステムの開発・提供
URL:https://www.tabsquare.com/


このたびの戦略出資について

TabSquareは、先進テクノロジーを用いてレストランの課題解決と生活者の外食体験の向上に取り組み、フードテックのスタートアップとして順調に成長を続けています。当社は海外においても生活者に密着したサービスの拡大に積極的に取り組んでおり(※)、双方の企業理念が合致したことから、このたび戦略出資を実施しました。
今回の出資により、当社は食べログの運営により培った飲食業界に関する知見やネットサービス運営のノウハウを提供し、TabSquareのサービス強化や多国展開を支援していきます。また、当社にとってもシンガポール及び今後の展開国における、生活者の飲食行動に関するデータやアジア特有の飲食業界に関する知見の吸収が期待できます。さらに将来的には「食べログ」との連携も検討していきたいと考えています。

(※)2017年にアジアで個人向け金融比較メディア「MoneySmart.sg」等を運営するCatapult Ventures、2018年に女性向けオンラインファッションブランド「Love, Bonito」への戦略出資を実施

<参考>
TabSquareセルフオーダーシステムの特長

■導入しやすいアプリサービス
市販のタブレット端末に導入可能、多数のPOS・決済システムと簡単に連携できるため、導入コストを抑えられます。

■人件費削減による収益性向上、サービス品質の向上を実現
オペレーション効率化や多言語対応により、待ち時間や言語の課題が解消。人件費の削減と顧客満足度の向上が期待できます。

■注文データ分析によるメニューの追加提案などにより、売上アップに貢献
AIエンジンを搭載。顔認証等のユーザー識別機能により、嗜好に合わせてパーソナライズされたメニュー提案を行うことで客単価の上昇につなげられます。また、蓄積データをもとにした飲食店へのコンサルティングサービスも提供、好評を得ています。

サービスイメージ

導入イメージ

 

TabSquare共同代表者