株式会社カカクコム

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カカクコム、法人向けに『価格.com』のログデータを公開
消費者の購買プロセスデータをマーケティングに活用できる
『価格.com Trend Search Enterprise版』を提供開始
~『価格.com』における製品やメーカー別視聴率が入手可能に~

株式会社カカクコム(東京都文京区 代表取締役社長 田中実 東証コード:2371、以下カカクコム)は、同社が運営する購買支援サイト『価格.com(http://kakaku.com/)』に蓄積される製品に関するログデータを閲覧・ダウンロード可能な『価格.com Trend SearchEnterprise版』を11月5日より提供開始します。メーカーや小売店などの企業は、本データを、購買結果データであるPOSデータやマス媒体での視聴率などとは異なる新しい指標として取り入れることで、比較検討段階における消費者動向をマーケティングに活用できるようになります。
価格.com Trend Searchとは:http://kakaku.com/trendsearch/

<サービス開発の背景>
昨今、消費者の購買行動の変化により、従来のマーケティング手法やデータ収集だけでは、消費者ニーズを把握するのが不十分な時代となりました。多くの消費者が、インターネットを利用して「比較検討」を行った上で商品を購買するようになり、視聴率やPOSデータに代表される認知と販売結果のデータだけでは、消費者がどういったプロセスで商品購入に至ったかが分からず、有効なマーケティング施策を実施することが難しくなっています。カカクコムでは、従来から比較検討メディアとして月間約2,000万人が来訪する『価格.com』の各種データを、各事業者から依頼を受け、個別に抽出・提供していましたが、年々増え続ける事業者サイドのニーズに、よりタイムリーに効率よく応えられるよう、『価格.com TrendSearch Enterprise版』を開発しました。

<価格.com TrendSearch Enterprise版 概要>
■製品(型番)にひもづくデータを自由に閲覧/ダウンロード可能
「PV数」、「最安・平均価格」、「クチコミ」、「テキストマイニングデータ」などの製品にまつわる情報はもちろん、「ショップ訪問率」、「最安・平均価格、売れ筋価格」、「取扱店舗数」など、流通状況なども含めたマーケティングニーズに即した実践的なデータを30種類以上閲覧、ダウンロード可能です。
各データは、パソコン、家電、カメラ、車、バイク、ゲームなど価格.comが提供する主要なカテゴリ群を網羅しており、209カテゴリ(※2009年11月現在)、約20万製品が対象となっています。また、各種データは、自由な角度(メーカー単位、製品単位、カテゴリ単位)から閲覧可能です。

■一部データを無償提供
このたび提供するデータを、一部に限定してWeb上に設置された申込画面から専用アカウントを取得することで自由にご利用頂けます。
閲覧可能なデータは、Trend Search Enterprise版と比べて少なくなっていますが、PVシェアなど簡易データを自由にご覧頂けます。
※実数データやテキストマイニングデータ、またデータダウンロードサービスなどは、Trend Search Enterprise版のみでのご提供となります。
『価格.com』に蓄積されるデータは、インターネットならではのリアルタイム性を持っており、刻々と変わる消費行動をタイムリーに反映しています。
Web構築技術の高いカカクコムが提供するため、従来のデータサービスに比べて格段に優れた操作性、速度をもった快適な利用環境を準備しました。
今後は、対象カテゴリ、提供データの種類ともに拡大していきます。

【価格.comデータ】(2009年9月末現在)
月間利用者数1,998万人、月間ページビュー7億2,627万PV、累計クチコミ件数約1,000万件
複数ショッピングモールの商材を横断検索できるサービスを含めた掲載商品数は約6,108万点