株式会社カカクコム

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具体的な取り組み:社会

人材育成

成長を促進するキャリア開発支援

従業員一人ひとりのチャレンジと成長の支援、多様なキャリアパスを実現するサポート等を通じて、中長期的な当社の成長を実現するための人材施策を行っています。

<取り組みの例>

年次研修 当社の一員として働く上でベースとなるスキル・知識の習得。入社時、入社後半年、1年後等にフォローアップを目的とした研修を実施
応募型研修 現在及び将来の業務で成果を上げるために必要なスキル・知識を得るため、各従業員のニーズに合わせた応募型の研修を実施
階層別研修 コミュニケーションスキルやマネジメント、組織づくり等、階層に合わせて必要なスキルの習得を目的とした研修を実施
社内勉強会 従業員が企画した勉強会や、外部講師による勉強会を不定期で実施(内容:エンジニアの技術・知見共有やSEO、新規事業等)
自己学習支援制度 スキル・知識の習得を目的とした学習や資格取得試験の受験に必要な費用を会社が負担
自己申告届 年に1度、キャリアの希望を自己申告する制度
申告内容と組織の状況をふまえ、社内における役割変更や配置転換を検討
評価制度 成果・行動・新たなチャレンジ、という3つの観点で目標を設定し、目標達成度について評価を実施

スキル・知識を得る機会

従業員の主体的な学習に対する支援を目的に、現在及び将来の業務で成果を上げるために必要なスキル・知識を得る機会として「応募型研修」の実施及び「自己学習支援制度」の整備を行い、画一的ではない、従業員のニーズに合った支援を実施しています。今後は支援の拡充等を図り、従業員の学習機会への投資を進めていきます。

【応募型研修】

リーダーから若手クラスにおいて、ニーズの高いスキル・知識を得る機会として応募型研修を実施しています。研修を通じて、スキルの習得だけでなく、受講者同士の繋がりを作ることで、組織横断でのシナジー創出に繋げていきます。
2022年度 参加者数:189名

  • 【自己学習支援制度】
  • 選択型研修
    自律的な学びの支援として、100以上のコースから希望する研修をオンラインで受講できる仕組みを導入しています。個々の成長テーマに応じて、スキルをタイムリーに習得することができ、年々利用者数も増えています。
    2022年度 利用数:85件、利用者数:71名
  • 【社内勉強会】
  • Kakaku Developer Meetup
    スキルのアップデートや最新技術のキャッチアップを目的とした勉強会兼交流会の場を四半期に一度開催しています。事務局が定めたテーマに合わせて、新たなサービスにおける立ち上げの背景や既存サービスにおける新たな取り組み等、複数の登壇者がプレゼンテーションを行っています。職種に関わらず全従業員を対象に参加者を募っており、過去の開催では3~5割が非エンジニア職の参加であり、組織を横断した学びの場となっています。
    2023年1月開催 参加者:174名
    2023年5月開催 参加者:259名

働きやすい職場環境

仕事と家庭の両立サポート

多様なライフスタイルやライフステージの中にある従業員一人ひとりが、安心して働き続けパフォーマンスを発揮できるよう、様々な制度を導入しています。

  • 外部評価
    2020年2月に認定マークえるぼしの3段階目(3ツ星)を取得。
    ※えるぼし認定:女性活躍推進法にもとづく行動計画の策定・届出を行った企業のうち、女性の活躍推進関する取り組みの実施状況が優良である等の一定の要件を満たした企業に対する認定。

柔軟な働き方の推進

働きやすい職場環境を整備する一環として、柔軟な働き方の実現を目指し、フレックスタイム制を導入しています。また、在宅勤務も活用できるようにしています。
自主的な時間管理の幅をひろげ、働く場所を柔軟に選択できるようにすることで、業務の効率化や主体的な取り組みを促し、業務生産性の向上にもつながっています。また、柔軟な働き方の推進を通じて計画的な有給休暇取得にも繋げています。(フレックスタイム制正社員 2022年度 有給休暇取得率82.0%)

キャリアを選択する機会、能力を活かす機会の整備

従業員それぞれが「キャリアを選択する機会」及び「能力を活かす機会」を整備し、個々の能力が最大限に発揮されることによる企業価値の向上に取り組んでいます。

  • キャリアを選択する機会
    多様な人材が活躍できる環境を作る中で、育成においても性別等を問わず、管理職を目指す機会の創出及び登用を今後も進めていきます。また、管理職を目指すだけでなく、高い専門性を発揮して活躍するコースも設けて従業員それぞれの能力が発揮できるキャリアパスを備えています。
  • 能力を活かす機会
    年に1回、従業員それぞれが業務等を内省すると共にキャリアについて考える機会として「自己申告届」を実施し、役割変更や異動について希望を提出し、多様なキャリアや自身の能力を様々な場で活かすことができる取り組みを実施しています。
実施時期 年1回
対象 当社に所属する正社員(執行役員を除く、出向者含む)
回答結果 各組織の責任者は管掌組織の回答結果を確認して、組織マネジメントに活用
回答率 93.5%<2022年度>

また、その取り組みの中で「業務内容」「自身の成長」「キャリア」「自身と上司とのコミュニケーション」「社内のコミュニケーション」「会社への満足(共感)度」「eNPS」に関する設問を設定し、従業員は自身の活動を振り返りながら回答すると共に率直な意見を会社に提出することもできます。この機会を通じて、従業員がセルフマネジメントに取り組むと共に、各組織の責任者が組織単位の集計結果を参考に、従業員と組織の状況を定量的に把握してより良い環境づくりに取り組んでいます。

ハラスメント行為防止への取り組み

就業規則においてセクシャルハラスメントやパワーハラスメント等の職場環境を悪化させる行為を禁止しており、重大な場合には懲戒処分を行うことを明記しています。またカカクコムコンプライアンス・プログラムにおいてもハラスメントを起こさない職場環境の醸成を当社の基本的な倫理基準の一つとして掲げています。この実現のために、階層別研修においてハラスメント研修を行っています。

労働安全衛生

  • 安全衛生管理体制
    当社は従業員が心身ともに安全で快適に働くことのできる職場環境を維持するために、労働基準法及び労働安全衛生法にのっとり、「安全衛生管理規程」を定めています。なお、本規程の改廃については、代表取締役社長の承認をもって決定するものと定めています。
    また、50名を超える事業所には、労使で企画・運営する「衛生委員会」を設置し、衛生に関連する議題について課題や解決のための対策を協議しています。従業員の健康や安全を維持するために、職場環境の改善等も議題として取り扱います。
  • 従業員の健康管理
    従業員の健康維持のため、全ての従業員が健康診断を受診するよう働きかけを行っています。全ての35歳以上の従業員には一日人間ドックを、年齢に関わらず全ての女性従業員に対して子宮がん検診、乳がん検診を会社負担で実施しています。
    また、在宅勤務等による環境変化の中で、ストレスとの向き合い方・対処法について理解を深めてもらうため、セルフケア研修を実施しています。
  • ストレスチェック
    従業員のストレス状況や課題をより明確にし、分析をするため厚生労働省推奨の57問よりも質問数が多く、従業員個人のストレス反応に加えてメンタルタフネス度、更には職場の現状やエンゲージメント、ハラスメント等についても把握できる120問を用いてストレスチェックを実施しています。また、ストレスチェックの実施にあわせ、セルフケア学習プログラムを提案・提供することにより、個人個人に合わせた効果的な学習を促しています。

中核人材の登用等における多様性の確保

カカクコムレポート2022「人事労務についての取り組み」をご参照ください。

地域社会づくりへの貢献

豊かな暮らしに関する情報の発信・提供

地域の防災・教育等に関する情報、地方の観光情報等の情報を発信・提供しています。

災害復興支援

災害の多い日本において、自然災害にレジリエントな社会への貢献を目指しています。

  • <取り組みの例>
  • 東日本大震災復興支援の継続的な実施をはじめ、震災その他の災害からの復興支援の実施
  • 寄付型自販機を通じた、自販機の売上に応じた防災林の植林支援

スポーツ・文化発展支援

音楽文化への支援に加えて、eスポーツの普及・発展のための支援を行っています。

  • <取り組みの例>
  • 日本フィルハーモニー交響楽団、東北ユースオーケストラの活動支援
  • 障がい者自立支援施設対抗のeスポーツイベントへの協賛