株式会社カカクコム

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カカクコム、デジタルガレージおよび東芝テックの3社で、
飲食・小売業界のDX推進に向けた基本合意書を締結
~第一弾として「食べログオーダー」を戦略支援、最新技術を用いPOSシステムと接続しOMOを実現~

株式会社カカクコム(東証プライム 2371、本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:畑 彰之介、以下:カカクコム)、株式会社デジタルガレージ(東証プライム 4819、本社:東京都渋谷区、代表取締役 兼 社長執行役員グループCEO:林 郁、以下:DG)および東芝テック株式会社(東証プライム 6588、本社:東京都品川区、代表取締役社長:錦織 弘信、以下:東芝テック)の3社は、カカクコムの運営する「食べログオーダー」を戦略的に支援する基本合意書を締結しました。

近年、飲食業界は事業環境の大きな変化に直面しています。消費者の変化としては、購買意識やニーズの多様化に加え、新型コロナウイルス感染症の世界的な流行に伴い、リアルとサイバーを組み合わせたサービスや購買行動など、最新のデジタルテクノロジーを活用した生活様式が定着しつつあります。 一方で、店舗ビジネスとしては、必要不可欠なPOS(販売時点情報管理)システムで収集した顧客情報、販売実績等の情報を中核とし、消費者のニーズや行動、新型コロナウイルス感染症対策など事業を取り巻く環境の変化、業務そのものや組織、プロセスに合わせた様々な最新のサービスアプリケーション(EC/モバイル/勤怠/給与/発注/在庫/データ分析等)を取り込むための周辺投資が必要な時代となっています。経済産業省が推進する「IT導入補助金2022」は、まさに外食事業者の置かれている状況を解決するための行政施策であり、今回の3社合意は、民間サイドから飲食業界に対して日本を代表する最適なソリューションの提供を目指す取り組みです。

カカクコムは、掲載店舗数約83万店、月間利用者数約8,763万人の、日本最大級のレストラン検索・予約サイト「食べログ」を運営しています。また、同社が併せて運営する店内モバイルオーダーサービス「食べログオーダー」は、お客様により快適な外食体験を提供するとともに、飲食店における業務効率化を実現するサービスであり、DX化の推進を目的とした「IT導入補助金2022」による補助対象の事業として採択されています。DGの子会社で、決済事業を手がける株式会社DGフィナンシャルテクノロジー(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長共同COO:篠 寛)は、20数年に渡り、可用性の高いセキュアなシステム基盤・運用体制の下、様々な決済手段を提供しており、昨年度ベースで年間決済取扱高は約3.6兆円、決済取扱件数は約7.2億件、加盟店数70万店以上の規模に拡大し、日本を代表するPSP(Payment Service Provider)に成長してきています。東芝テックは、世界No.1シェアを誇るPOSシステムのリーディングカンパニーとして保有する強固な顧客基盤、営業・保守網といったリアルアセットを最大限活用し、開発を推進するグローバルリテールプラットフォーム「ELERA」を基軸としたデータソリューションの創出に注力しています。今回、3社の持つ特長と、これまで培ってきたノウハウを連携させ、飲食・小売業界のDX推進を支援し、持続可能な社会の発展に貢献していきます。

【カカクコムについて】

カカクコムは、「LIFE with -生活とともに-」をミッションとし、購買支援サイト「価格.com」やレストラン検索・予約サイト「食べログ」、求人情報の一括検索サイト「求人ボックス」など、日々の生活が豊かになるようなインターネットサービスをユーザー本位の視点から幅広い分野で運営しています。

【デジタルガレージについて】

デジタルガレージは「持続可能な社会に向けた『新しいコンテクスト』をデザインし、テクノロジーで社会実装する」を企業パーパスとし、Fintech企業の草分けとして国内最大級の総合決済プラットフォームを提供する決済事業、データを活用しリアルとサイバー空間を融合したソリューションを提供するマーケティング事業、世界中の有望なスタートアップを発掘・支援する投資育成事業を主に展開しています。

【東芝テックについて】

東芝テックは、「ともにつくる、つぎをつくる。~いつでもどこでもお客様とともに~」を経営理念とし、流通小売業界やオフィスなどさまざまなワークプレイスにおける働き方改革を、グローバルに、現場主義に徹して支援しています。世界はいま、廃棄ロスやCO₂の増加、人手不足や働き方改革といった社会課題に直面しています。私たちはグローバルに展開する拠点網やサービス体制を駆使し、お客様やパートナーと新たな価値や社会課題解決のソリューションを共創する「グローバルトップのソリューションパートナー」になることを目指しています。

カカクコム 「食べログオーダー」:補足説明

■「食べログオーダー」について https://order.tabelog.com/lp/index.html

「食べログオーダー」の導入店舗においては、お店を訪れたユーザー自身のスマートフォンで二次元バーコードを読み取るだけでメニュー画像や説明などを閲覧し簡単に注文することができ、そのままオンライン決済(※1)まで進むことができます(※2)。

(※1)通常の店内レジ会計も選択できます

(※2)本サービスにおいては、株式会社DGフィナンシャルテクノロジーが展開する総合決済サービス「Vritrans4G」と連携します

<飲食店の皆さまへの「食べログオーダー」の提供について>

・お客様の店内での飲食体験がより快適に

お客様自身のスマートフォンを通じてより手軽かつ待ち時間なく注文、会計まで行えるようになるため、注文機会の拡大やお客様の満足度向上が期待できます。

・利便性の高いインターフェースを提供、業務の効率化が可能に

注文への対応業務を削減でき、さらなる業務効率化が可能となります。また慣れていない方でも簡単に操作できるよう使いやすいインターフェースを提供します。さらに、POSレジとも連携しているため、注文内容もPOSレジで管理できます。

・2022年のIT導入補助金(デジタル化基盤導入枠)の対象サービス

「食べログオーダー」は「IT導入補助金2022」の支援対象事業であり、所定の条件を満たすことで、導入費用の補助を受けられるようになります。

補助金概要:https://www.it-hojo.jp/first-one/digital-type.html

■東芝テックのPOSシステムとの接続について
東芝テックのグローバルリテールプラットフォーム「ELERA」を通じて、同社のPOSシステムと「食べログオーダー」とを接続します。接続に当たっては、DGが東芝テックの支援を得て開発するツール群(SDK)を利用します。